総務・広報・人権部会
活動報告 2016年3月17日 人権講演会
3月17日,西部地区市民センターにて上野西部地区人権草の根運動推進会議と上野西部地区自治協共催の人権講演会が開催。講師はNPO法人伊賀の伝丸代表理事の和田京子さんでした。「数字と絵で見る多文化共生の町の未来」と題し、前半はクイズ形式で伊賀市を取り巻く外国人の現状について講演しました。
伊賀市の外国人の人口比率は約4.4%で三重県の市町村で1位であること、また三重県の外国人の人口比率は約2.25%で、全国3位であること等のことで、若い人が多い外国人を抜きにしてはこれからの日本は(伊賀市も)まわっていかないことを強調されました。後半は10数年前の当時のNHKの番組のDVDを上映。 当時の上野市に住むペルー人一家の生活の様子を追った内容でした。いじめ等を受ける厳しい生活から仕事の合間に家族皆で母国の音楽の演奏活動を続け、徐々に日本人と良い関係が生まれていく様子が描かれていました。 家族全員が活動することについて和田さんは家族の共通の思い出作りを大切にする彼らの生活文化を説明され、外国人にも素敵な人がいる事そして外国人と助け合っていける地域づくりを皆で目指しましょうと会場に呼び掛けました。 最後の挨拶で八尾会長が当上野市は多くの外国人が生活し、多文化共生が大変重要であると説明し講演会を締めくくりました。